過重労働解消キャンペーン」の重点監督結果、対象事業場の3分の2で法令違反が明らかに
厚生労働省は25日、2018年11月に実施した「過重労働解消キャンペーン」における重点監督の実施結果を取りまとめて公表しました。今回のキャンペーン期間中の監督指導対象は8494事業場に上り、このうち全体の約3分の2に当たる5714事業場で労働基準関係法令違反が明らかになっています。是正勧告書の交付対象となった違反内容別の内訳では、違法な時間外労働が2802事業場(33.0%)、賃金不払残業が463事業場(5.5%)、過重労働による健康障害防止措置が未実施のものが948事業場(11.2%)となっています。このうち違法な時間外労働があった事業場で、時間外・休日労働時間が最長の者の実績を調べた結果では「100時間超・150時間以下」が868事業所(31.0%)、「150時間超・200時間以下」が176事業所(6.3%)、さらに「200時間超」が34事業所(1.2%)となっています。
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