コロナ拡大で解雇や雇い止め6万人
新型コロナウイルス感染拡大の影響で解雇や雇い止めにあった労働者が、9月23日現在で、6万439人に上ったことが厚生労働省の調査で分りました。6月以降は約4週間に1万人増えていましたが、今回は8月31日に5万人を超えてから3週間強と、増加ペースが加速しています。夏場に再び感染が広がり、収束のめどが立たない中、リストラに踏みきる企業が相次いだことが背景にあるとみられます。都道府県別(9月18日現在)では、東京都が1万5745人で最も多く、2か月前の7月22日時点(7,575人)と比べて倍以上に増加したことになります。次いで大阪府(5,388人)、愛知県(3,273人)が多くなっています。雇用形態別(5月25日~9月18日)では、非正規雇用労働者が2万9,096人に上がっています。業種別(9月18日現在)では、これまで多かった宿泊業や製造業を上回り、飲食業が初めて最多になりました。
新型コロナによる解雇、雇い止めとなった労働者は、5月下旬に1万人を超えて以降、全体的に増加に歯止めがかかっていない状況となっています。
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