都道府県別の男女賃金格差が初公表されました
厚生労働省は、政府のプロジェクトチームにて、都道府県別の男女賃金格差について、フルタイム勤務者どうしの比較を数値化したものを初めて公表しました。男性の賃金を100%としたときの女性の賃金は、格差が最も小さい高知県で80.4%、最も大きい栃木県で71.0%でした。女性の賃金が男性に比べて7~8割に抑えられている実態が、改めて浮き彫りになりました。また、女性の賃金が男性の賃金を上回っている都道府県は一つもありませんでした。
厚労省の調べによれば、「役職の違い(管理職比率)」「勤続年数」「労働時間」が主な男女の賃金格差の要因としています。労働時間については、一般労働者(パートタイム労働者以外の労働者)の年間の総実労働時間は、近年に至るまでほぼ一貫して2000時間超で推移していましたが、コロナ禍を経て一時期若干短くなり、1925時間まで減少しましたがコロナ禍が終わったと見なされていることを受けて再び上昇しています。男女間の労働時間の差を見れば、男性が女性を上回っている為、必然的に賃金が高くなり男女間の賃金格差も広がります。
OECD38カ国の男女の賃金格差平均が約88%であり、日本全体では格差が大きい状態です。今後、格差の解消に向けた抜本的な対策を進める事が必要と感じます。
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